青くて大きな封筒を受け取りましたか?
国勢調査は 5 年ごとに行われます。前回は 2010 年。ということで、2015 年の今年は実施年に当たります。
そして今年はインターネットからの手続きが可能。オンライン調査は今回が初めての試みで、PC はもちろん、スマートフォンやタブレットを使って回答できます。楽になりましたね。5 年前はわざわざ手書きしてわざわざ郵便ポストへ行って投函していたわけですから。
オンラインでの手続きは便利ですが、受付期間はあまり長くないので注意してください。
2015 年 9 月 10 日 (木) ~ 20 日 (日)
ネットからならすぐできるし後でいいやと考えるタイプの人は忘れずに。私のことです。
その短い期限を過ぎてしまうとどうなるか。26 ~ 30 日の間に国勢調査員がまた訪問してきます。
期限を過ぎてしまった人というのは、要するにオンライン環境がない人と同様です。例年通り、オフラインからの手続きを行うということ。調査員が紙の調査票を配布します。
オンライン回答をしなかった人は、次の期間内に紙の調査票を提出します。
2015 年 10 月 1 日 (木) ~ 7 日 (水)
記入した調査票は、調査員に渡すか、または市区町村によっては郵送による提出も可能です。
インターネット回答、さらに紙の調査票の提出期限も過ぎてしまったらどうなるか。調査員がまたまた訪問し、調査票を回収しにきます。
国勢調査に回答することは義務です。これは統計法により定められています。
行政機関の長は、第九条第一項の承認に基づいて基幹統計調査を行う場合には、基幹統計の作成のために必要な事項について、個人又は法人その他の団体に対し報告を求めることができる。
前項の規定により報告を求められた者は、これを拒み、又は虚偽の報告をしてはならない。
次の各号のいずれかに該当する者は、五十万円以下の罰金に処する。
第十三条の規定に違反して、基幹統計調査の報告を拒み、又は虚偽の報告をした者
以上、初のオンライン実施となる 2015 年の国勢調査についてでした。
腕章を付けた調査員が訪問してくるのかと思っていましたが、私の住む部屋に青い封筒を持ってきたのはマンションの管理人でした。全戸まわっているのでしょうか。期限過ぎてまた訪問となったら大変そうだし、とっとと提出してしまおう……と、このように心理面を攻めることで回収率が高くなるに違いない。
インターネットでの提出期限は、9 月 20 日 (日) まで。
未回答世帯には 26 ~ 30 日に紙の調査票を配布。こちらの提出期限は、10 月 7 日 (水) まで。