猛暑日という予報用語はいつから使われ始めたか。東京での連続記録は？

毎日毎日 35 度超！という東京の猛暑日連続記録がやっと途絶えてくれました。暑かった。猛暑は 7 月 31 日から 8 月 7 日まで継続し、連続記録は 8 日となりました。

これを書いている今でも室温が 30 度を超えていますが、とりあえず今日明日は猛暑は一休みといったところのようです。

ところで、「猛暑日」という言葉。これは昔から使われていましたっけ？　夏日・真夏日は昔から言っていたような気がしますが。猛暑日はいつ頃から使われ始めたのでしょう？

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猛暑日とは？

猛暑日とは、一日の最高気温が摂氏 35 度以上になる日を指す予報用語。夏日は 25 度以上、真夏日は 30 度以上を意味します。

猛暑日という言葉は、2007 年 4 月 1 日の予報用語改正で定義されました。それまでは「酷暑日」という言い方もあったそうです。

ちなみに 2007 年のユーキャン新語・流行語大賞のトップテンに選ばれています。

東京のこれまでの連続猛暑日記録は 4 日。以下に観測されています。

これまで最長だった 4 日という記録を大幅に更新。およそ 140 年間の観測史上、もっとも東京が暑くなった期間となりました。

4 連続猛暑日は、140 年間で 6 回観測され、うち 4 回が直近 5 年間。東京がどんどん暑くなってゆく。今回の記録も容易く更新されてしまうのでしょうか。

以上、猛暑日についてでした。

夏日・真夏日に対応する冬日・真冬日はありますが、猛暑日に対応する寒い日はありません。猛暑日という言葉を定義しなければいけなくなったこと自体が、温暖化を雄弁に物語っていますね。

皆さん、熱中症にはくれぐれもお気を付けください。