地震の夢をよく見ます。実際の地震よりも多くはありませんが、その内容は現実のものより相当酷いことが多いので、目が覚めた時にとても疲れます。
今日体験した夢は、お湯が沸騰して泡立つような勢いで、床が小刻みに振動し続けるという非現実的な地震。自分は本棚の前で両手をあげ、天辺に載せてある段ボール箱が落ちてこないように位置を調整している……。
昔から夢の内容には隠された意味があると言われます。では、地震の夢には一体どのような意味があるのでしょう?
地震の夢は、「変化」を表すという解釈が多いみたいです。
これからの生活の変化、あるいは変化によってある今の生活の表れだとか。大きな変化を指す表現に、激震が走るなんてのものありますね。振動が生じるほどの変化。「地震の夢」→「変化」という解釈は、その辺からの連想なのでしょうか。
とはいえ、より現実的な解釈をするなら、地震の夢は単純に地震の影響なのではないかと。自分の場合はそうです。
2011 年の東北地方太平洋沖地震 (東日本大震災) の時、今日の夢にも出た本棚はしっちゃかめっちゃかになりました。背後の壁に本棚は強く打ち付けられ、本は飛び出して散乱、天辺に乗せていたスピーカーが落下未遂 (コードが絡まり宙にぶら下がる) といった惨状でした。
落ちても別に構わないと思うものだけを本棚の上に載せていますが、夢に見てしまうほど心の中では気になっているのかもしれません。
夢占いは、あくまで占いですから、そこからポジティブな行動に結びつくような何かがないと意味がありません。
このことは、現実的な解釈を施した場合も同じでしょう。この夢には意味がないというなら、文字通り意味がない。しかしその夢を契機とすることだってできるでしょう。例えば今回のケースなら、本棚周辺を見直すこと。地震対策を改めて考えること。