暑さで起床しました。目覚まし時計に付いている温度計に目をやると 31 度。こんなアラームは嫌だ。くれぐれも熱中症にはお気を付けください。
外に出る気も起こらないので、部屋を涼しくしてニュースを閲覧していると、見慣れない単語が飛び交っていました。
――事後通販
または事後物販。あるいは事後販売。これらの言葉をご存知でしょうか? 私は寡聞にして知りませんでした。
辞書を引いても載っていないこの言葉は、文字通り、事後に通信販売をするということのようです。物販は物品販売の略なので、事後通販と事後物販、それから事後販売も意味的な違いはほとんどありません。
では何の事後かというと、イベントのこと。例えばライブやコンサート、フェス、マーケットなどなど。
そうしたイベントが行われ、その会場で販売されていた限定商品などを、イベントの事後に販売すること。これが事後通販なのだそうです。
会場で捌けなかったグッズの処理というより、売り切れてしまい買えなかった、または会場へ行けなかったという人への救済措置といった感じでしょうか?
それらの言葉で検索をしてみると、アニメや声優関連のイベントが上位にヒットしました。例えばこんなふうに使われています。
沢山のご来場、誠にありがとうございました。
本日より、○○商品の事後物販を開始致します。
対象商品は、下記になります。
コンサートライト3種は、期間限定の受注生産となります。【お取り扱い商品】
◇公式パンフレット \4,000円(税込)
◇公式ショッピングバッグ \500円(税込)
【受注生産】
◇公式コンサートライト13色セット \15,600円(税込)
それぞれの言葉をクォーテーションで括り、Google で検索してみました。ヒット数は以下の通り。
事後通販が一番よく使われています。